NHK大河ドラマ「天地人」や世界遺産「平泉」など、数々の題字を手掛けている人気書道家の武田双雲氏。
老若男女問わず、講演会も引っ張りだこの人気講師でもある。
また、2020年以降はアメリカ・カリフォルニアに拠点を移す計画も進行しており、日本での講演もレアになりつつある。
そんな武田氏の講演会の電子書籍も出版されている。
2018年12月に千葉県の小学生と中学生向けに開催された内容だ。
通常講演会は対象者によってリアクションが全く違ってくる。
だから一方通行ではなく、相手にどう話せば伝わるか、という視点が伴っていないとシラけたものになってしまう。
6歳〜15歳というレンジであり、学力もバラバラの子供達をドッカンドッカンと沸かせる講演はどのようなものなのか?
武田氏は、東京理科大学理工学部の出身であり、理系センスを兼ね備えた書道家。
書道教室を通して、この年代にはこう伝えたら伝わりやすい、と都度PDCAを回していることもあり、言葉も研ぎ澄まされたものになっている。
子供に伝わりやすい話し方を知りたい方には、イチオシの一冊。
いろんな字、いろんな人間。おんなじ字はひとつもない。 (読む講演会+PLUSシリーズ)
- 作者: 武田双雲
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2019/05/25
- メディア: Kindle版
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