本書は「会社を買うこと」をオススメする本である。
生き方が多種多様になった今、知識と行動次第であなたも資本家になれる可能性がある。
「起業すればいいじゃないか!」という声が挙がりそうだが、
実際大富豪の代表である、ソフトバンクの孫正義氏も雇われ社長ではなく資本家。
0を1にするのではなく、会社を買うことで1を10、10を100にするのが得意なのである。
あの孫氏ですら、最初の事業を続けるのは困難なのだ。
中小企業を買収と聞くと、「後継者がいない危険な企業を買う」と勘違いしがちだが、そうではない。
中小企業はワンマン運営が多く、経営できる従業員が育っていなかったり、承継できそうな親族が都内に出てしまっていることが多い。
経営システム、ビジネスモデルが改善されたら伸びる企業が買い手市場な今、手を出さないのは勿体無いのではないだろうか。
もちろん会社を買うということは簡単ではないと思う。
ただ知識をつけ、行動することは誰にでもできる。
誰にでもできることを、やってない人は多い。
知識を誰よりも早く身に着け、行動する人間が今後成功していくのだと、本書が教えてくれている。
サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)
- 作者: 三戸政和
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: 新書
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