- 作者: 八重樫東
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2013/03/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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八重樫東、別名は「激闘王」です。八重樫東選手を検索すると井岡選手との試合後の目が腫れて、ボコボコにされた画像が出てくると思います。3階級制覇をしており、現在4階級制覇を目指しているボクサーです。
八重樫選手は非常に温厚で非暴力的であり、不良にカツアゲされそうになると走って逃げていたそうですが、ボクシングの試合になると、「狂気のスイッチ」が入ります。相手のパンチをもらったとき理性が消え、野生、凶暴性に従い殴り合うことが楽しくなってしまいます。試合の途中で「笑顔」になってしまうのです。2011年のポンサワン選手との試合はEPSONが選ぶ年間最優秀試合にも選ばれるほどです。
そんな八重樫選手は自分を弱者であり中途半端な部類のボクサーとして考えており、弱者という視点でプロフェッショナル論、マネジメント論が語られています。
「いつの頃からか、今やれること、今日やれること、せいぜい明日やれることに全力を尽くすべきだと思うことに変わった。」
「逃げない、投げない、あきらめないを守っていればきっと敗者復活戦は来る」
まず足元をしっかり固めていく。そんな「激闘王」の仕事論をぜひ。