本書は季節の変わり目や、秋から冬にかけてのファッションにテーマが設定されているため、これからの時期にぴったりの内容である。
前作では、同窓会に向けて「服を買いに行く服もない」と嘆く主人公に、オシャレに詳しい妹が、ファッションアドバイスをするという内容であった。
(本ブログ9月2日投稿)
本作では、ついに待ちに待った同窓会へ。そこには、ロングーヘアからショートに変わったものの、明るく素直な、あの頃と変わらない「樋口」の姿があった。
当時、かわいい樋口と主人公が、みんなからはぐれ二人きりになってしまった。
すると突然、樋口から「みんなの前ではいいづらくて」と愛の告白が始まる!と期待しつつ、次の言葉を待っていると、思いもよらぬ展開に。
主人公はその言葉に衝撃を受け、ストーリーは、そこから始まる。
本作での主人公へのファッションアドバイザーは、その「樋口」だ。流行の流れや、これからの季節に必要になってくるアイテム「ブルゾン」や「コート」などアウターの選び方やストールの使い方、また洋服の手入れの仕方についても学べる。
胴長短足でオシャレをしても、何か違和感がある日本人でも、よりかっこよくみせる方法を教えてくれる。そのため、スタイルに自信のない人にも必見の内容だ。
主人公のように寒さに凍える前に、必要アイテムは早めに準備しておくといいだろう。本書を読み、最もオシャレなこの季節を楽しもう。
服を着るならこんなふうに(2) (カドカワデジタルコミックス)
- 作者: 縞野やえ,MB
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/03/10
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