私は普段漫画を読まないので、軽い漫画を読もうと手に取った。ところが、最初からどんどん引き込まれ、結末はとても悲しい。読み終わった後、軽く放心状態になるほど衝撃的だった。
主人公はOLをしながらホテトル嬢をしている。その理由はおしゃれなマンションでワニを飼い、花を飾りたいから。
主人公に共感できる経験はないし、登場人物に共感できる訳でもない。それなのにズーンと心に残る作品なのだ。母娘の複雑な思い等この作品が30年前に書かれたとは思えない。
こんなに重いけれど、引き込まれた漫画は初めてで、最も衝撃を受けた作品になった。
- 作者: 岡崎京子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2010/07/29
- メディア: コミック
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