『SPY × Family』は、スパイを職業としている主人公が、擬似の家族をつくり、ある名門校に潜入するという物語だ。
スパイとは、この世に本当に存在する職業なのか怪しい。戦国時代などにいた、忍者もスパイの一種だろうが、存在するかは怪しい。スパイ活動とはそういうものだ。
本当に存在するか分からないぐらい、隠れていて出来るだけ表にでないことが大事なのだ。目立ってはいけないということだ。だが、主人公は擬似の家族をつくったことで、偽物の家族だとバレないように、様々なイベントをこなしていく。
スパイの大変さと、スパイ活動の多忙さ、スパイが感じている感情など、様々なことを知ることができる。偽物の妻が実は「暗殺者」で、偽物の娘が「超能力者」で相手の考えていることが、わかるという普通の家族ではないが、非現実的な日常を味わうことが出来る。
非日常的な職業を体験することは、私たちの共感能力と知識の幅を広げてくれる。漫画は、普通に読むのではなく、その人になってみて何を考えているかを想像すると、想像力が膨らむ。
そうすれば、いいビジネスアイデアや、面白いアイデアが浮かび上がってくるだろう。
私が漫画やアニメ、小説が好きなのは他人がどう考えていて、どの表現を使っているのかが想像出来るからだ。
皆さんは、スパイになってみたいと思ったことはないだろうか?かっこいいだろう。あなたが、敵のアジトに潜入して、変装し地球の平和を守る姿を想像すると。