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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】読書後のフォロー『レバレッジ・リーディング』

レバレッジとは「てこの働き」を意味しています。レバレッジ・リーディングとは「多読術」を意味し、”本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用する”ことが、ビジネスにおいてレバレッジをかけるということになります。

ウォルマートの創業者、サム・ウォルトンは「わたしのしてきたことは、ほとんど誰かのまねだ」と言っています。「試行錯誤に時間や労力を費やすことなく、結果を出すために時間や労力を使うべきである。」そのために本を目的意識をもって読むことが重要であると著者は説いています。

読書を投資とみなし、投資した時間とコストを回収するには「読書後のフォロー」を行うことが絶対に必要です。読書をしても忘れてしまうからです。そこで著者は重要な部分をむき出して簡単なメモ「レバレッジメモ」を作り、それを持ち運び何度も何度も読むことをお勧めしています。

とにかく大事なのは、本から得たノウハウをレバレッジメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、どんどん実践で活用していくことです。

「知識に経験が加わってはじめて、物事はできるようになるのです。できると知っているの間には深くて大きな溝があります。それを埋めるのが現場での経験なのです。」
これは稲盛和夫氏の著書「生き方」(サンマーク出版)にある言葉です。

ぜひ、読書後のフォローを書評部で行ってみましょう。皆様、お待ちしております。

レバレッジ・リーディング

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