あなたは、政治というものをどれ位理解しているだろう?「政治家なんて、自分の名誉のためにやっているんでしょ。」「権威が欲しいだけ。誰がやったって同じこと。」これらは、私がこの本に出会う前に思っていたことだ。この本の現政権の生々しい白熱したやり取りは、26年にわたる記者人生で培った著者の人脈が為せる技である。
特に第4章 安倍外交 オバマ大統領とのやり取りを一部抜粋する。2013年シリア空爆をめぐる安倍vsオバマ。そこには生々しいやりとりが記されている。
日頃から情報管理には神経をとがらせている安倍が、アメリカ政府に読まれかねないメールという通信手段を使って「この状態では空爆は支持できないね」と発信した真意はどこにあるのか。傍受される前提でオバマ大統領に対して自らの立場を伝えようとしたのだろうか。実は安倍は以前にも、相手国の諜報活動を逆手にとって外交に生かしたことがあった。
この様なことを白日の下に晒す事は、私達がこれからの日米関係を考えるヒントになるだろう。
インターネットで調べた情報をつなぎ合わせ書いたものではない。
この著者しか書き得ないこの事実。真のジャーナリズムをこの一冊の本で感じて欲しい。