HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】朝食神話を疑おう。『ビジネスエリートがやっている最高食習慣』

 

朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ?

 「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への弊害について述べている。つまり、朝食を摂らないことによるプラスの影響を述べているのだ。ヒトは本来狩猟民族であり、現代の食べ物が豊富な状況がむしろ合っていないのであるという。
 朝食を摂るべきでない根拠の説明は科学的である。血糖値やオートファジーからヒトの身体を分析している。オートファジーとは、言わずもがな、ストレス耐性を組み込まれたシステム、そう、若返り細胞である。このメカニズムはぜひ著書を読んでいただきたい。
  もちろん朝食だけ摂取しなければ全てうまく行くわけではない。食事の質と時間、水分摂取の時間、それと運動のタイミングだ。ヒトの身体は60%が水分だ。身体の中を循環させる必要があるわけだ。
 この著書、時短でできるビジネスパーソンためのレシピが載っている。アドカド納豆丼なんておいしそうじゃないか。1日たった数回しか食べられないご飯。せっかくだからおいしいものを食べたいものだ。
 さぁ、あなたはどんなごはんを食べますか?

 

 

【書評】朝食神話を疑おう。『ビジネスエリートがやっている最高食習慣』

 

朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ?

 「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への弊害について述べている。つまり、朝食を摂らないことによるプラスの影響を述べているのだ。ヒトは本来狩猟民族であり、現代の食べ物が豊富な状況がむしろ合っていないのであるという。
 朝食を摂るべきでない根拠の説明は科学的である。血糖値やオートファジーからヒトの身体を分析している。オートファジーとは、言わずもがな、ストレス耐性を組み込まれたシステム、そう、若返り細胞である。このメカニズムはぜひ著書を読んでいただきたい。
  もちろん朝食だけ摂取しなければ全てうまく行くわけではない。食事の質と時間、水分摂取の時間、それと運動のタイミングだ。ヒトの身体は60%が水分だ。身体の中を循環させる必要があるわけだ。
 この著書、時短でできるビジネスパーソンためのレシピが載っている。アドカド納豆丼なんておいしそうじゃないか。1日たった数回しか食べられないご飯。せっかくだからおいしいものを食べたいものだ。
 さぁ、あなたはどんなごはんを食べますか?

 

 

【書評】朝食神話を疑おう。『ビジネスエリートがやっている最高食習慣』

 

朝食を食べるべきか、否か。この究極の選択に終止符が打たれた。さぁ、あなたはどっちを選ぶ?

 「朝ごはんはきちんと食べましょう」きっと小さい頃何度も言われたはず。著者は、朝食否定派。朝食が悪いと言ってるわけではなく、朝食を摂ることによる身体への弊害について述べている。つまり、朝食を摂らないことによるプラスの影響を述べているのだ。ヒトは本来狩猟民族であり、現代の食べ物が豊富な状況がむしろ合っていないのであるという。
 朝食を摂るべきでない根拠の説明は科学的である。血糖値やオートファジーからヒトの身体を分析している。オートファジーとは、言わずもがな、ストレス耐性を組み込まれたシステム、そう、若返り細胞である。このメカニズムはぜひ著書を読んでいただきたい。
  もちろん朝食だけ摂取しなければ全てうまく行くわけではない。食事の質と時間、水分摂取の時間、それと運動のタイミングだ。ヒトの身体は60%が水分だ。身体の中を循環させる必要があるわけだ。
 この著書、時短でできるビジネスパーソンためのレシピが載っている。アドカド納豆丼なんておいしそうじゃないか。1日たった数回しか食べられないご飯。せっかくだからおいしいものを食べたいものだ。
 さぁ、あなたはどんなごはんを食べますか?

 

 

【書評】自分がバカになる前に読んでおくべき『「バカ」の研究』

世の中はバカで溢れている。特に最近、界隈で大量発生しているようだ。この本を読んで、危うく自分もバカになるところだったのだと気づくことができたのだった。

この本の冒頭に、ある警告が記されている。それは「この門をくぐる者はいっさいの希望を捨てよ」という、なんとも興味をそそられる一文だ。このタイトルの本を手に取る時点で希望も何もないだろうと思っていた…そんな私が甘かった。自分が希望に満ち溢れた世界に生きていた事を痛感させられるのであった。

「バカ」というなんともシンプルで力のある言葉を真剣に考えた人たちの、エピソードや研究が書かれている本書。散りばめらえたトリックに自らがはまり込みながら、自分の「バカ」さを痛感できる内容になっている。

SNSの発達で、どこもかしこも批判に満ち溢れて辟易している毎日。自分は違うと思いながらもやはりどこか他人を批判しながら過ごしてしまっている人は多いのではないだろうか。

果たしてあなたは本書をどちらに利用するだろう。自分自身の猛省に利用して「バカ」にならないように道を正していくのか。はたまた、己が武器として本書を利用して、「バカ」に更に磨きをかけて宇宙一の「バカ」の道をひた走るのか。次に読む誰かしらを妄想し、ほくそ笑んでいる私は、まだまだバカなのかもしれない。

 

 

【書評】無頼、豪胆、海と南国の冒険活劇。『サムライ・ノングラータ』

 

矢作俊彦司城志朗共著の長編小説の第三作目であり、元は、1984年に刊行された『海から来たサムライ』という作品であったが、著者自ら大幅に手を入れ改作したらしい。
どういう作業を以て共著となっているのか。凄く気にはなるのだが良く分からない。
ともあれ、海洋冒険活劇である。
時は1892年、明治25年のこと。元海軍士官の鹿島丈太郎は海軍大佐、外務大臣、そして畏きあたりからの密命を受ける。
ハワイ王国の王女を救出せよ」
当時のハワイは、米国からの移民、資本流入が増加し、米国による勢力が拡大、政府も傀儡政権となっていた。
アメリカの植民地政策に対し、ハワイの反米勢力は、英国に留学中の王女を新たな女王として擁立すべく呼び戻したが、王女は帰国直後に行方不明になってしまった。
日本とは縁浅からぬハワイの窮状。
明治天皇の勅旨をハワイの王女に届けるように、つまり見つけ出して救い出せよという要請を請け負った丈太郎は、政府が手配した一党と共に客船ヴェルマ・ヴァレント号に乗船した。
曲者揃いのこの一党。だが、船の中には、アメリカ人、イギリス人、ユダヤ人、清国人らと言ったこれまた様々な怪しい珍客が蠢いていた。
個性、と言うよりキワモノ揃いとの表現の方が相応しい登場人物たちと、快男児振りを見せつける丈太郎との痛快な活劇は、読む者に豪放磊落な時代を創造させてくれる。
また、完全なフィクションではなく、南方熊楠陸奥宗光東郷平八郎黒田清隆ら実在の人物も登場させたり、歴史的事実も盛り込んだりもしている冒険エンタテインメント小説なのである。

前半は、遥かなハワイへの航路で起こる事件の数々。そして後編は、なんとか上陸したハワイ王国での索敵と大立回りを描く。
さて、無頼の徒、丈太郎とその一党はハワイ王女の救出という使命を全う出来るのか。
運命や如何に。

 

 

【書評】何となくやっても結果は出ない 『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に「先延ばしを」なくす技術』

 

 人の感情や能力というのは案外いい加減なものでそうしたものに頼ると大抵の場合、長続きしないし言い訳をして先延ばししてしまう。なのでやり方を決めてしまおうと言うのが37のコツだ。

 何かを始める上で続けるコツだけでなく考え方や向き合い方など様々なアドバイスも書かれているので参考になるだろう。

 真面目な人にありがちなのが続かない事や先延ばしにしてしまう事を性格や能力のせいにしてしまうと言うことだ。だがほとんどの場合は仕組みかが出来ていない事が原因なのだがそこを理解していないと自分のせいにしてしまい自己嫌悪に陥ってしまう。

 こうしてやる気が出ず先延ばしにする負の連鎖が出来上がる。そうならないためにのもルールを決めて習慣化してしまうのが良いのだ。
 
 37のコツの中から一つでもいいのですぐに出来そうな事を始めてみてはいかがだろうか。


科学的に「先延ばし」をなくす技術
著者:大平信孝
発売日:2021/10/21
メディア:単行本

 

 

【書評】コンパスを持って、ノーマルなき世界を旅しよう 『思考のコンパス』

       

『現代のように予測が難しく、めまぐるしく変化する世界を生きていくために私たちに必要なものは?それは、すぐに古くなってしまう「地図」ではなく、常に進むべき道を指し示してくれる「コンパス(方位磁石)」です。』、
『多くの分野にまたがる知識を蓄えるクイズ王のような人物が「教養のある人」なのではなく、「複雑で曖昧な状況において、その人らしい決断ができること」を「教養がある」と言うのです。』
と著者の山口周さんは語る。
養老孟司高橋祥子ら7人の著名人との対話をまとめた本なので、読みやすいです。
山口周さんの本は学びが多い反面、難解なので、山口周ビギナーの方におすすめの1冊。

思考のコンパス: ノーマルなき世界を生きるヒント
著者:山口周
発売日:2021年10月19日
メディア:PHP研究所

 

 

【書評】面白かったけど、どっと疲れた。『あなたが消えた夜に』

「教団X」で有名な中村文則さんが描く驚愕のミステリー。連続通り魔殺人事件と思われていたものは、もっと深い深い悲劇の序章に過ぎなかった。

通り魔殺人事件の犯人はコートの男。当初は、その目撃情報を誰も疑っていなかった。でも警察が必死で捜索するも、一向に手掛かりをつかめない。なぜなら、コートの男は最初から存在していなかったのだから。

途中何度も読み返し、ストーリーに着いていくのがやっとだった。でも、読み終えたときすべてが繋がった。絡み合うほど複雑で、想像以上に深いミステリーに、興奮して夜も眠れなかった。

洗脳や復讐など、人間の闇の部分を描かせるとやはり中村文則さんはうまい。作中では共依存と呼んでいるのだが、男女がお互いに依存し合い、どんどんと堕ちていく。他の人との幸せよりも、この人との不幸な未来を願っている。これが愛なのかどうかは僕には分からないが、自殺や殺人をしてしまうような人は、それを愛と信じているのかもしれない。

面白くて一気に読んでしまったが、すごい疲れた。散歩でもしようと思ったけど、通り魔が怖くてやっぱり辞めた。

 

 

【書評】登山専門の飯テロ漫画『山と食欲と私』

 

主人公は、登山が趣味の27歳OL。タイトルに「山と食欲〜」とあるが、登山中の山ごはんに焦点をあてたグルメ漫画である。マンガにおけるジャンルの細分化が著しい。

山ごはんと言えば、登山用バーナーでお湯を沸かして食べるカップヌードルなどを思い浮かべるだろうか? この主人公は違う。ブルスケッタや「メスティン」で炊いたオイルサーディン丼を頬張るのである。

カップヌードルにも少し贅沢なソーセージを突っ込んで一緒に茹でたり、スライス餅やカレー粉などでひと工夫する。

絵も可愛く、料理はどれも美味しそう。読むと、登山に行きたくなる。そして調理器具を揃えて、登場する山ごはんを試したくなる。

 

 

【書評】0.000004%の出会えた奇跡に感謝する『「ありがとう」の教科書』

 

一生のうちに接点を持つ人の数は約3万人。世界の人口約70億人中、出会える人はなんと0.000004%の確率。そもそも出会えたことは奇跡的なことであり、自然と感謝の言葉が出てくるそうだ。すると相手も自然と笑顔になり、その場の雰囲気も良くなる。著者はこのような「先出し感謝」を心がけているという。

まずは出会ってくれたことに感謝し、そして、相手にどうやって恩返しをしようかと考えながら接することで、信頼し合える関係が築け、トラブルも生まれにくくなり、自然とすべてがうまくいくそうだ。また、相手に素直になってほしい、愛してほしいなど何か望みがある場合でも、まずは自分からそれを与えることにより、感謝したくなる出来事が増えるという。

また、日常的に発する自分の言葉は、脳がそれを認識し、その言葉通りの行動を指示し現在になる。特に人が話した時の自分のリアクションは「すごいね!」など感動の言葉なのか。もしくは、「へぇ」「は?」「ふ〜ん」などイマイチな反応で無感情な言葉なのか。どちらを発してもそれは自分に返ってくる。それでなくても、人は元々ネガティブな感情があるため、放っておくと真顔になり、誰でも怖い顔になりがちだ。人の表情は、過去の経験や記憶から作られるため、普段からどんな表情をしているか気をつけ、和やかな顔「和顔」でいることを心がけるといいそうだ。

そんな著者も、どうしたら自分が心地よくいられるかを追求し、様々な文献を読んだり、たくさんの人から話を聞いたり、自ら人体実験を行うことで、「感謝の力」が心にもからだにも良い影響を与えることに気づいたのだ。感謝は技術。使い方を知ることにより、今から見る世界は変わると著者はいう。