タイトルのままだ。経営や会計のことが分からない人が読んでも、儲かっている会社とはどうやって見分けるかが分かり、ビジネスモデルまで分かるそんな本である。
本書ではまず財務3表の基本を学びその後、2社ずつ、例えばAmazonとAppleなどを比較しながらその会社がなぜ儲かっているかを分析していく本だ。ところで財務3表の説明がこれまで読んだ本の中で圧倒的にわかりやすかった気がする。おそらく、儲けているかを見分ける方法を中心に書いているからだろう。
タイトルの通り、儲かっているのはどっちかを12の指標で分析していく、そして会計だけでなくビジネスモデルの分析まで行う。是非youtubeなどで解説を聴きたくなる。
本書は2020/1/16に発売したが読むなら是非すぐに読んで欲しい、今話題の企業が出ていたり財務表も新鮮だからだ。そしてこの本をきっかけに会計を勉強する人が増えれば世の中はより良くなる気がする。