「長いものに巻かれる」なんて嫌だ!著書に『「自分の人生」で、おべっかなんて必要ない、とお考えかもしれない。』とあるように私も最近まではそう思っていた。打算的な行為は見透かされ好きではないとまで思っていたが、相手が喜んでくれる、その場がうまく回るのならば必要なことではないかと最近ふと考えていた。
そのおべっかや気配りが「戦略」だとしても『結局のところ、「人の心を動かすのは、人の気配りなのだ」』とあるように、戦略であっても相手のことを知り、考えて行動したことには変わりないし、むしろ凄いことではないだろうか。
本書は2012年に出された「戦略おべっか、どんな人でも、必ず成功する」のリメイク版であり、古くからの電通マンの気くばりの例が挙げられている。
今となっては時代遅れなものもあるが、その時代、時代に相手のことを思って出来た気くばりの意図を知ることが出来る。
今、若い頃には分からなかったおべっかの大事さがこの本を通して少しわかった気がする。
誰とでもすぐ繋がることが出来、丁寧さを忘れている人も多いのではないでしょうか?
「相手のことをまず知る」まず、ここから始めよう😊
電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり (講談社+α文庫)
- 作者: ホイチョイ・プロダクションズ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 文庫
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