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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】タケシ節が炸裂する日本の学校教育破壊『新しい道徳』

 

自閉症の子が跳びはねたり、騒いだりする時にはちゃんとした理由がある。それを子どもたちに教えるのが道徳の役割りであるはずだ」

何も思考する事なく人と違うことが異端とされ、皆と同じが称賛される。

北野武さんは、俺は芸人だから「小学校の道徳の教科書」にツッコまざるえないとの前提で語り出す。

小学校1~2年生で学校の先生に従うことを徹底的に仕込むシステムは、今も私の時代も変わらない。

学校の先生たちは、子どもを平均的な人間にし、制御しやすいようにし、個性を殺す。

個性を育てると言いながら、全員一律で制御しやすい人間を作ろうとするのはいかがなものか?と私は思う。

「いちばん嬉しかったことを書きなさい」

昔はライブハウスのライブに行くと、ローディ(付き人)達が若い(幼いに近い)私達を珍しがって、ライブ後の打ち上げに連れて行ってくれた。初めて一緒に飲む大人の女性(バンギャル)や自慢のタトゥーを触らせてくれるミュージシャン達は眩しかった。

30年近く前だが良い時代だったと思う。

こうゆうことだろう?

小学生に何を思い出させようとしているのか聞いてみたい。

勉強は探求学舎でやればいい。近く動画配信も始まるようだ。

我が家の子ども達はNetflixの歴史人物ショーで歴史上の人物を学び、気まぐれクックで魚のさばき方を学んだ娘は8歳の時に5㎏のブリを3枚におろした。

今は真面目にコツコツと動画や客をアゲる奴が成功するのだ。

じゃあ、学校に何しにいくの?

子どもの教育を考えさせられること請け合いです。