堀江さんはよく「生きる」という言葉を使う。"人生とは何か。人生とは単純に時間のこと"から始まり、"ぼくは自分の時間を生きたい。自分の人生を生きたい。"・・・そして関わる周りの人たちを「同じ時間を、同じ速度で生きられる人たち」と表現されすごく腑に落ちた。
一方で西野さんは私が使うことのない言葉「普遍的」という言葉で物事を説明している。"普遍的な本質には凄く興味がある"とも書かれていた。同時に「ロジック」という言葉も多く使っていて、"バカなのが先にあって、ロジカルシンキングが後からついてきた。そのあたり、堀江さんとは順序が違うかもしれませんね。"とあるように、すごく研究してすごく考えながら行動していると感じた。
自分は堀江貴文、西野亮廣どちらのバカに近いだろうか?
西野さんのように戦略的な考えや、野心は持ち合わせていないが「環境が先」については当てはまる。私も追い込まれないと出来ないバカだからだ。
"自分で言ったあとにびびっちゃうくらい大きなことじゃないといけないわけです。少し後悔するんですけど"とあるが私にもそんな経験がある・・
まずは「大きな目標を掲げる」のが私には合っているのかもしれないと感じたのが本書を読んでの収穫だ。
堀江さんの本を今まで読んできた人に取っては物足りない内容かもしれないが、本作は他の著作の紹介もあり入門編にはとてもお勧めだ。西野さんについても同じかもしれない。私自身は西野さんについてはあまり知らないので著書に少し触れ彼に興味を持ち、他の著作も読んでみたくなりました。"「自分なくし」というのはプライドを捨てること"、"個人と組織人を自由に横断出来る時代"については理解していても飲み込めていないのでまた改めて深堀したくなった。
- 作者: 堀江貴文,西野亮廣
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本
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