昨今世の中はどんどん合理化が進んでいる。仕事と関係のないと思われがちな接待を受けている暇があればその時間仕事をした方が良いといわれる。そんな時代だからこそ、接待か仕事には重要であろう。本書は元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏による「接待」の教科書である。
接待の目的は「相手と仲良くなること」である。なぜ重要かというと、学生の頃を思い出してほしい。どんな人と仲良くなった、どんな人と付き合ったりしただろう。出席番号が近くて席が近かったひとと未だに仲が良かったりはしないだろうか。
仕事も同様で一緒に楽しくご飯を食べて仲良くなった人との方が仕事もやりやすいため、一緒にするようになるものである。
本書では人事研修では学べない接待の店の選び方、接待の日の行動マニュアル、成毛氏の接待パターン、よく使った店、凄かった接待などが紹介されている。これを夢ば接待に怖いものはなくなるだろう。
しかし接待は仕事しやすくするためのツールの一つだということは忘れてはいけない。プレゼンの技術を磨く、語学力をつけるなども仕事がしやすくするためのツールとなるだろう。接待を使う人が減っている今こそ、そして接待をあまりしない、ベンチャー企業こそ接待をする時代だ。
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2018/04/01
- メディア: 単行本
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