舞台はアンドロイドロボットが家庭で使われるようになった時代。ロボット達は人間に内緒でこそっと仕事を抜け出してあるカフェに通っているそれが『イヴの時間』。
ロボットと人間の区別が付かないこの世界では頭の上にロボットである目印を表示することが法律で定められている。しかし、カフェ『イヴの時間』ではみなその目印を隠している(違法)。
主人公はたまたまそのカフェを見つけ通うようになった。この店では現実世界とは違い、人間とロボットが仲良く会話している。
ある日、主人公はロボットと確信した女の子に「なぜここにきているのか?」と、聞いてみると女の子は「人間を理解したいから、家族だから。」という。
ロボットも人間のために色々考えるようになった時代を書いたSF作品。小説だけでなく、アニメ、映画にもなっている。非常に考えさせられ、ほっこりさせられ、そしてコーヒーが飲みたくなる。そんな作品である。
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- 作者: 水市恵,吉浦康裕
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