日本には古くから伝わり我々もなんとなーく受け継いで来ている伝統、風習がある。年末年始のこの時期は大掃除、大晦日、初詣、おせち料理、七草粥。本書を読めばこれらのしきたりについて知ることができる。
例えば、七五三はなぜ七・五・三歳で祝うのだろうか。現在では男の子は5歳で、女の子ら3歳と7歳で祝うことが多いがもともとは男の子は3歳と5歳で祝い、女の子は3歳と7歳で祝っていた。これは髪を伸ばし始めるのが3歳で、男の子が袴をはくのが5歳、女の子が帯を締めるのが7歳でそれを祝ったのが元だからだ。
他にも結納、三三九度など冠婚葬祭について、よく分からないけど疑うことのなかったしきたりがわかりやすーく図説されている。
日本人誰もが行なっているしきたりため共感し面白く、読めば話しのネタにはなるだろう。これから大晦日、正月を迎えるタイミングで是非読んでもらいたい一冊だ。
- 作者: トキオ・ナレッジ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/12/08
- メディア: 単行本
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