堀江貴文氏が出所後に初めて書いた本。彼の幼少期から久留米大附設、東大、そして起業に至るまでの経緯が綴られている。
「今まで付き合ったことがないような仲間を作ろう」と思いHIUに入ったが、サロンオーナーの堀江さんのことをよく知らないので第一冊目として手に取ったのがこの本である。書店で見かけたことがある方も多いのではないだろうか。私もその一人で、なんとなく暴露本みたいな本なのかと思っていたが全然違った。
読む前と後とで堀江さんに対する印象が180度変わった。こう言っては失礼かもしれないが、泥臭い人生を歩んでこられたのだと感じた。特に女性やルックスに対するコンプレックスを吐露しているところなんて、ちょっとずるいなと思った。こんなのほとんどの男性は親近感を覚えてしまうだろう。
ぜひ読んでほしいのは、①自信がない人、②堀江さんのことを知りたい人、③HIUの新入生だ。③についてはまだ一冊しか読んでいないくせに生意気かもしれない。しかし少なくとも僕はこの一冊で心を掴まれた。
HIUに入ってまだ2日目だが、この書評が私のゼロイチになった。