「絞るのは、牛の乳だけでええと思うなあ」
バリ島の大富豪、通称「アニキ」に弟子入りした貧乏博士の実録第2弾は、書籍の宣伝のために「ぼく、完全に著者」と刺繍を入れた白衣で全国の書店を回らされた泣き言から始まる。
母親が蒸発し、父親からの虐待の日々を経て暴走族の総長へ。
そして、インドネシアで人とのつながりから富豪を通り越して大富豪に上り詰めた人生論、そしてバリ島での実際のビジネス論が展開されます。
その鋼のメンタルはバリ島でも発揮される。
インドネシア人に貸したお金は帰ってこず、無一文になったアニキは拾ってきたビール瓶と木の蔓で輪投げを作り、観光客相手に輪投げで暮らす日々でも「完全に余裕や」と。
儲かることしかやってはいけない
貸せるものを徹底的に考えろ
技術力が高い中小企業は連なって、海外に打って出ろ
アニキは、人生早い者勝ちだとゆう。
9割の人間がやらないことをやり、いち早く手を上げ続けた人間だけが上へ上へと登っていく。
バリ島の空は限りなく青く、そして高い。
あなたも自分の人生を振り返ることなく踏みだすとき、何かが大きく変わるのだ。