HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

MENU

【書評】子どもと大人は対等である『子どもが育つ魔法の言葉』

本書では「子育ての方法」について学ぶことができる。
人はどんな職業であろうと「人を育てる」ことを避けては通れない。
子育てだけではなく、教育全般に関わってくる内容のため、どんな方にもぜひご一読いただきたい。

頭ごなしに叱る行為に意味はない。
その行動が
「どういう理由で」
「どういうところが間違っているのか」
を明確にすることが大事である。

子どもも理由があって行動している。
それは大人と何も変わらない。
理由なき一方的な指導は納得を生まず、
反抗へとつながる。
子どものことを信じること。
子どもの言い分を聞くこと。
子どもの日々の様子をよく見ること。
小さいことの積み重ねが、子どもの成長につながる。

ただ「叱る」の反対は、「甘やかす」ではない。
理由のない甘やかしは、それこそ害である。
愛情と甘やかしは別物なのだ。
感謝と笑顔を持って接し、子どもが間違った時にはしっかりと正してあげる必要がある。

子どもと大人は対等である。
その上でそれぞれに違う特徴がある。
大人だって、同じだ。
そう考えたら、日々のいざこざなんて生まれないのにと切実に思う。
比較なんて、しないほうがいい。
余裕がない時こそ大前提を忘れず、
ゆとりを持って生きていきたい。


子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)

子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)