最近テレビで「消えた天才」というドキュメント番組を見た。超一流が一度も勝てなかった“消えた天才”の第2の人生を追った番組だった。
その番組には世界王座を12度防衛したボクサーが出演しており、その名ボクサーから「一番やりづらく、勝てなかった。」と言わしめた“天才”がフォーカスされていた。その“天才”は先輩選手が試合中に倒れて亡くなったことに影響され、大学時代に3度の日本一になったにも関わらずプロの道を断念した。
その2人の違いはなんだろうと考えていた。名ボクサーに勝てたのだから、きっと世界チャンピオンになれた可能性もあっただろう。本書で「どんなチャレンジでも、100%確実に成功するものなんてどこにもありません。本来、それは“考えてもしょうがいないこと”のはずです。考え詰めれるのであれば、“失敗する可能性”のことを考えてもしょうがないことに必ず行き当たるはずです。」
自動車に乗っていても事故に合うかもしれない。健康な生活をしていても病気になるかもしれない。確かに考えてもキリがないですね。
本書のメッセージです。「諦めるなよ。その問題はチョット勉強して、チョット工夫して、チョット踏み出せば、突破できるから。」
2人の違い、それはチョット踏み出せるかどうか、だったのかもしれませんね。
- 作者: 堀江貴文,西野亮廣
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本
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