さおだけ屋を見かけたのだが、よく考えてみると、子供の頃から1度もさおだけ屋からさおだけを買ったことがないし、また、買っている人を目撃したことも、買ったという話を聞いたこともない。
そんな疑問から、さおだけ屋の仕組み、そして、発展して会計学とはどんなものなのかを記されている書籍となっている。
会計的な考え方の土台となる基礎は利益であり、売り上げを増やす、費用を減らす。この2つしか方法はないという。
さらに、さおだけ屋はこの2つを徹底的に追求しており、物事をキチンと数字で考えることができるかどうか、そのことを「数字のセンス」という。
その「数字のセンス」を身につけようと思うなら、まずは日々の生活のなかの「ちょっとした数字」にも気を配ることだ。
ありとあらゆる数字の背景には、ちゃんと意味があり、その意味をしっかり読み取ることができるようになれば、自然と数字のセンスは身につくであろう。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか??身近な疑問からはじめる会計学? (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/03/29
- メディア: Kindle版
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