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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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書評もアウトプット『いつも「結果」を出す人のアウトプット習慣』

 

『いつも「結果」を出す人のアウトプット習慣』 著者:藤由達藏(ハート出版 、2017/5/26)

巷ではたくさんの成功事例が多岐に渡って流れており、それを活用できる人とできない人の2通りのパターンがある。1つ目は「ビジネス・サーファー」自分のやりたい分野が明確なので、それに関連する情報を集めたり、自ら取捨選択して実践するパターン。2つ目は「ビジネス・漂流者」たくさんの学びの果てに次々に成功事例を探り、実践よりも探りを数多く注力してしまうパターンだ。有効な成功事例を1つでいいから知っただけでも大収穫なのでそれを使って自分のやりたいことをどしどし実践していけばいいはずである。

まずは「まとめる」ということに注力してみる事が第一歩目である。学校の授業の基本であるノートに書き留めるのと同じで自分の進捗と理解度が学習記録になる。

人生をより良くする為の方法も手段も無限にあるが、無数の学校があり、無数の資格があり、無数の知識があるように全ての事を等しく学ぶ時間はない。ではどうするか?「何を学ぶのかを絞り込まなければならない」そのヒントは自分の学びたい分野と行動を繋ぐ気持ちの中にある。

人を動かしたければ質問を使えばいい。質問というのは非常にパワフルなコミュニケーションツールであり、相手に聞きたいことや疑問点を問いかければ多くの方は答えようとする。答えなくてもついつい考えてしまうものであり、他人を動かす強力な力を持っているのである。質問はどんな立場な人でも、どんな立場の人にであってでも発することができ、例でいえば新入社員が社長に対してでもコミュニケーションできる容易なツールである。

なかなか全力投球し続けても成果が現れないことが多いにしてある。成功体験は堤防の決壊と同じで努力が蓄積されてある閾値を超えた瞬間に突如、成功と呼ばれる現象が出現するのである。

*以前より断捨離とかミニマリズムという考え方が流行っているがチャンスを逃さない為には普段から心のゆとり、良好な人間関係の構築、身の回りを綺麗に整理整頓しておくことが大切である。

実際書評を書くというのもアウトプットの一つであり、自分が本書で捉えた知識や情報を自分の頭で考え、整理して読んでもらえる方に分かりやすく表現するという点では同じでないかと思う。