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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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オシャレはロジックだ!『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾』

『ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾』MB
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「オシャレに必要なものはセンスでもお金でもなくロジック」。
ロジックを身に着ければ、ユニクロ、GU、無印で十分オシャレをすることができる。
現役ファッションバイヤーであり、昨年メルマガでまぐまぐ総合大賞を受賞したMBさんによるコーディネート集である。

まずはMBさんによるファッションロジックを紹介しよう。
大原則は「ドレス」と「カジュアル」のバランスを考えることである。
ドレス、カジュアルとは?
100%ドレスな格好はテーラードジャケットにスラックスそして革靴のようなスーツスタイルである。
一方、100%カジュアルな格好はパーカーにスウェットそしてスニーカーのような格好である。
デートで、100%ドレスな格好をして行っても引かれてしまうし、
逆に100%カジュアルな格好で行ったなら子供っぽいと思われてしまうだろう。
オシャレにはこのバランスが必須なのである。
そこで、日本人にとって最も適したバランスはドレス:カジュアルが7:3だ。
例えば、ジャケットにデニムを合わせたり、パーカーにはスラックスを合わせたり、
ドレス、カジュアルのバランスを考えるだけでおしゃれに見えてしまうのである。

バランスを整えれば次は「シルエット」だ。シルエットは「I」「A」「Y」だ。
Iラインはトップスが細く、ボトムスも細い。
Aラインはトップスが細く、ボトムスは太い。
Yラインはトップスが太く、ボトムスは細い。
基本的にはこのシルエットを作ればおしゃれに見える。
難しいことを考えるのが嫌な人は細いボトムスを買えばいいのだ。上は細くても太くても何とかなる。
そこで、万能と紹介されているのがユニクロの「スキニーフィットテーパードジーンズ(2900円)」だ。
これは、足先へ向かって細くなっているためシルエットが綺麗。
そして、黒色(ドレス)のジーンズ(カジュアル)を使うことで自動的にドレスとカジュアルのバランスまで取れてしまうのだ。
トップスを適当に着てもある程度おしゃれに見えてしまう。

このような調子で、本書ではオシャレのロジックとともに最適アイテムをユニクロ、GU、無印から25着紹介している。
さらに、その25着を使ったコーディネートが70も紹介されている。
本書ではMBさんのロジックの基本を押さえることができ、ファストファッションで安く、簡単にオシャレになれるため、MBさんの理論の入門には非常におすすめだ。
また、理論だけを学ぶならコミック版も非常に分かりやすいのでおすすめである。

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