皆さんこんにちは。エリカ・ライス著の『魔女の秘薬事典』を読みました。この本は、魔女が使用していたという様々なハーブの効能(魔法の効力)、生息地、栽培アドバイスを詳細に紹介しており、魔法の世界に興味がある方には必読の一冊です。
私が特に印象に残ったのは、マンドレイクについての記述です。ハリーポッターシリーズにも登場するこのハーブは、現実の伝説や魔法に関する多くの物語でも重要な役割を果たしています。本書によれば、マンドレイクを土から引き抜いたらすぐに泉につけ、一日と一晩置くことで邪悪な気が排出され、治療効果だけが残るそうです。
また、栽培については専門店で種子を購入するか、園芸家に頼んで種子を分けてもらい、直径8cmの植木鉢と腐葉土を使用するのが良いとのことでした。
現在私はワサビを育てているため、マンドレイクを栽培する予定はありません。しかし、本書のアドバイスは非常に実践的で、将来的に試してみる価値があると感じました。(果たしてマンドレイクの種子が入手できるのかは疑問ですが)
『魔女の秘薬事典』は、魔法の効力と日常生活のつながりを感じさせる一冊です。小口が金で仕上げられた装丁も雰囲気があり、読むだけでなく手元に置いておきたくなる本です。