主人公は合唱部部長の中学生。ある日ヤクザに呼び出された『カラオケ行こ!』。その理由はカラオケ大会があるからだという。そして組長は最近刺青を掘るのにはまっている。一番カラオケが下手なやつは組長に彫られてしまう。
そんなことがヤクザの組長は絶対音感。どうにかして刺青を掘られないようにしたいヤクザは中学生に『カラオケ行こ!』と誘ったわけだ。
さて、本書の魅力はそんなストーリーではたぶん無い。読んだ人にだけわかる独特な世界観だ。設定は常に無茶苦茶だが、なんとなく受け入れてしまうゆるい雰囲気、独特の絵。そしてそれが受けたのかAmazonレビューは4000越え、いやぁすごい。
本作はどんな人に薦めたらいいだろうか。ストーリーでもないし、ターゲットもない。たぶん、暇つぶしになんか良い漫画ないかなぁと思っているあなたにオススメだ。和山やま先生の独特な世界をどうぞ。