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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】モノツクリの背景が今こそ大事!『これからの集客はYouTubeが9割』


今いったいどのくらいの人がYouTubeを見ているか知っているだろうか?月に6500万人を超えるのだそう。要はYouTubeにアップしただけで勝手に広告を見てくれるわけだ。YouTubeを利用しない手はない!
この著書はYouTubeプロデューサーである大原昌人氏の新著である。まずキャッチ―な著名に驚いたのではないだろうか?その後、そうは言っても、、と思われたのではないだろうか?今、モノがどう売れるのか知っているだろうか?一定の安かろう良かろうなモノはもちろん売れる。ただし、同時に高かろう良かろうなモノも一定数売れるのである。つまり薄利多売でなければならない時代はもう終わっているのだ。このカラクリについてこれでもかと解説してくれる著書なのである。
まず、YouTubeはまだまだ先行者有利の市場であるという視点が重要だ。確かに、YouTubeを見ていると次から次へと流行が生まれている。ここで大事なのは数が多い分飽きられてしまうことだ。多くの人の目にとまり、かつ興味を持たれる工夫が必要なのである。モノツクリは基本的に斬新なはずだ。だからこそ、視聴者に興味を持ってもらう、今まで知らなかった世界を知ってもらう、このコツが大切なんだそう。うーん、知らない世界は知りたい。
みなさんは似たような商品があった場合どうやって選んでいるだろうか?商品が良い、サービスが良いだけで選んでいるだろうか?最近はなんと7割もの人が口コミを見てから購入を決めているのだそう。口コミに書かれているもの、その根底にあるものは信頼感であろう。そう、宣伝されたものをただ購入するのではなく、信頼できるものだから購入する時代に変化しているのだ。
モノがあふれている時代だからこそ、そのモノツクリの背景にある歴史や感情や思いが人々を魅了するなんてなんてドラマチックなのだろう。視聴者はそんな気持ちです。モノツクリのみなさん、YouTubeを活用して私たちの知らない世界をどんどん見せてください!