2004年から始まった『神の雫』が44巻、2015年からの本作『マリアージュ~神の雫 最終章~』が26巻。16年かけ一本のワインを探す物語はとうとう最終巻となった。
『神の雫』とは主人公の父親である世界的ワイン評論家の遺言状に書かれたワインを探す物語である。前作『神の雫』では12本のワインを探し、本作『マリアージュ』ではその上に君臨する『神の雫』を探す物語だ。
16年間で本作は数々の賞をとりドラマ化もされ、紹介されたワインは高騰するなど非常に影響を世界に与える漫画となった。そしてストーリーは最後の一本を探しに主人公はボルドーへ、ライバルはブルゴーニュへ。
そしてとうとう最終巻ではその『神の雫』が見つかる。本作はワインを勉強したい人、ワインが好きな人、またタイトルの通り『マリアージュ』つまりワインと食べ物の組み合わせ、そしてフランスやイタリアの文化など、いろいろなことを学べる作品だ。ビジネスマンに人気な漫画というのも頷ける。