あなたは理想とする生活が送れていますか?
本書ではそれを手に入れるための道筋が、著者の経験を元に示されている。
自分の理想像を定めたら、1分でも無駄にせずとにかく行動する事だと筆者は言う。
それは小さな行動からでも構わないが、人と違う事をすべきという点が興味深かった。
これは他者の価値観を否定するものではない。
筆者自身、同僚や友人との関りが自分により良い影響を与えたと語っている。
お金にあまり興味のない人にも読んで欲しい。
収入を得る事は、豊かな生活を手に入れるための手段であり、目的ではないからだ。
筆者も欲しいものをほとんど手に入れた所で、お金への執着は自然と消えたそうだ。
現状の生活に満足していないなら、本書を是非手に取ってほしい。
その一歩はきっとあなたをより良い方向へと導くだろう。