「これまでノウハウを溜め込んできたプレイヤーたちの顔ぶれすら、やがては変わってしまう」
アメリカは今後の35年で水道管の交換に100兆円使わなければならないが、我々は40兆円削減できる。
これは、水道管の世界を変えるため、単身アメリカに乗り込んだベンチャー経営者の物語だ。
アメリカでの仕事と意思決定のスピードはお祭り騒ぎ、なにせ契約の大小に関わらず、その場で全てが決まる。
日本との差は歴然だ。
スピード、試行錯誤、判断力、そして事業に対する熱量がものをゆう。
例えば、最初はロボットで水道管の修復箇所を見つけて行く会社だったのだが、進めて行くうちに集めたデータを分析する会社に方針を転換することになる。悩んだ末だが、突破口を見つけた後の対応は早い。
世界のスタートアップ2位の表彰を受ける頃でも社員は12人、アメリカとゆう国を相手に商売し、バイアウトに至る道のりも部活のように駆け抜けて行く。
我々は今、既存のプレイヤーの入れ替え戦が出来る時代を戦っている。
日本では上が詰まってる?
スピードと情熱と最新技術で、既存のプレイヤーを入れ替えちまえば良い。
全ては単なる人生の思い出作りなのだ。
クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む
- 作者: 加藤崇
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2019/01/11
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