不動産業のエースとして若くして起業し上場まで行き、その後、攻めすぎた経営とリーマンショックから多額の負債を抱えて倒産。
家族も失いどん底の中から、再起し、再び不動産業のエースとして輝いている杉本宏之社長の早すぎた栄光、挫折、どん底、復活の物語です。
他人事のようにこんな人も居るんだと流し読みするとあっさり読めてしまう本かも知れませんが、本気で気持ちを入れて読むと、体力いります。
体力の無い時に気持ち入れて読むと、入り込みすぎて鬱になってしまうくらいでどっぷりと疲れますが、最後はハッピーエンドなので安心して下さい。
不動産のような浮き沈みの激しい世界で、勝ち上がって行くには強気一辺倒ではもちろんだめなんでしょうが、景気とのバランスを見ながら、攻める時には攻めて行く。
どの商売でもそうなのかも知れませんが、そのさじ加減って本当に大変だなぁとつくづく思いました。
そして、どんな時でも杉本社長は勉強することを忘れず、とにかく自分を成長させようと努力し続けています
この姿勢は本当に頭が下がります。
自らも強くそうありたいと強く思いました。
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由
- 作者: 杉本宏之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/07/28
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