“人たらし”という言葉にもしネガティブなイメージを持っていたら変換してほしい。
“人たらし”とは“人に好かれる”ということである。
人たらしとは対人関係をスムーズに行うために必要な社会的“知性”のことであり、「人たらしほどリストラされにくく、給料を沢山もらえる」という調査結果からもポジティブなものといえる。
アンドリュー・カーネギーの墓石には「おのれよりも賢明なる人物を身辺に集むる法を心得し者ここに眠る」と刻んである。田名角栄氏も「会ってはいけない政治家」と言われており、「田中に会うと奴の言うとおりになる。」と言われるほど“人たらし”であった。
ぜひ、本書で“人たらし”の極意を学んでいただきたい。前田裕二氏も「人生の勝算」にて宇田川さんに「仕事で一番大事なことは人に好かれることだ。」とアドバイスされている。「一人でできることはたかが知れているが、仲間を増やせれば、会社全体、世の中、地球だって動かせるかもしれないんだよ」
敵を作らず、人に好かれましょう。
- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
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