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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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真性ビッチに恋したら 『あそびあい』

『あそびあい』 著者 新田章 (講談社 2013年〜2015年)

 

『楽しいことがあったらできるだけたくさんしたいでしょ?』
地味目な女子高生のオタニヨーコは、誰とでもセックスする。気持ちいいから。主人公の山下は、そんな奔放な彼女に恋心を抱いている。自分以外の人とはしないでほしいという気持ちがある一方、好きだから強く出られない山下。


オタニは、貧乏な家庭で育った。だから、勿体無い精神に溢れている。電車賃はケチるし、人からもらえたらなんでも喜ぶ。でも、自分では買わない。セックスをするのは、その延長にある。『 気持ちいいこと逃すの 勿体ないじゃん』そういうオタニは、なぜ色んな人とセックスをするのが悪いのか、本当にわからない。
そんな2人がすれ違ったり、近づいたりする。お互いの感覚や、根本的な考え方のズレ。それでもなんとか一緒にいたい山下と、楽しいからと、気楽に一緒にいるオタニ。恋のような、遊びのような、一筋縄ではいかない2人の恋模様。


好きな人を独占したい、付き合ってたら他の人とはセックスしちゃいけない。そんな、当たり前のように考えられていることを、本当に正しいのかどうか考えさせられる作品。