SNSを利用した広告戦略はもはや常識となっている。
本書では現代における広告の存在理由と、社会的価値について、筆者の見解が「構成」されている。
そう、正に「構成」されている。
事例を挙げての主張や分析は非常に的確だが、一般的な「本」とは明らかに違う。
この本自体が広告のこれからを提唱する「広告」なのだ。
広告を知るために広告を読む。なんとも新しい。
広告は受動的なものから、共有するものへ変わり始めている。
そうすることで多角的に視る事ができ、対象の価値がより認知されていく。
この本(という名の新しい媒体)を是非手元に置いて頂きたい。
そして買い求めるまでの過程も含めて、皆で共有しよう。