HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

MENU

【書評】著者の経験に触れられることは、幸せなこと『ビジネスエリート必読の名著15』

 

名著には、人の悩みや個性を理解するためのヒントがあると著者はいう。また、世の中の仕組みを知ることで、日常に起こる出来事が理解できるようになるそうだ。そのためには、名著から学ぶことが効率がいい。

なぜなら、名著は著者が長年にわたり経験したり、研究してきたことが瞬時に理解できる貴重なものだからだ。本とは不思議なもので、なにか自分が困っていること、わからないことがあるときに自ら探し求めなくてもその答えやヒントが自然ともたらされる。だから読書は面白い。

本書では、15冊の名著が紹介されている。そのなかには、評者が所属する堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の主宰者でもある堀江貴文氏の著書『多動力』も紹介されている。『多動力』は、メインの内容をベースに様々な方向へ展開され、また新たなプロジェクトが進行中だ。

書籍として出来上がったものを手にすることは簡単だが、その書籍がどのようにして作られていくのか、その作品の一つ一つが出来上がっていく過程をみられることは、非常に面白い経験だ。

評者は昨年、仕事で思わぬことを経験することとなった。どのような結果になるかはわからなくても、そのときの最善の選択をし、行動していくことの重要さを学んだのは、間違いなく堀江貴文氏からだと思う。恐らくその学びがなかったら、他の従業員と同じように、そもそもその状況を「何とかしよう」とも思わなかったかもしれない。

堀江貴文氏の著書からももちろんだが、HIUでは、ビジネスについて多くのことが自然と学べ、例え自分の行動が人から中傷されたとしても、自分が正しいと思う道を貫くことができるようにもなった。正直周りの中傷してくる人たちは、自分で何も学ぼうともせず、ただ不安にかられた状況に不満をぶつけてるにすぎない。そんなことをいちいち気にしていたら何も進めない。

世の中には様々な人たちが存在する。自分で考え行動できる人。そして、評者が勤めるビジネススクールに来るような全く行動できないわけではないが、世の中の常識にがんじからめになり、かなり背中を押さないとなかなか動けない人。意外とこの層は非常に多い。自分の自由を自ら奪っている人も多くの学びにより自由を手に入れられたらいいと思う。

『多動力』
https://bookrev.horiemon.com/entry/2017/05/27/084947

『英語の多動力』
https://bookrev.horiemon.com/entry/2018/08/11/220038

『マンガで身につく多動力』
https://bookrev.horiemon.com/entry/2018/03/21/220041

『グルメ多動力』
https://bookrev.horiemon.com/entry/2019/11/20/220000 

 

ビジネスエリート必読の名著15

ビジネスエリート必読の名著15

  • 作者:大賀 康史
  • 発売日: 2020/11/21
  • メディア: 単行本