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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】グラミー賞に込められたアーティストの歌詞!!『ディス・イズ・アメリカトランプ時代のポップミュージック』

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近年のアメリカのポップミュージックの歌詞は、近年のアメリカ社会について描いている。

その背景には、毎年行われる「グラミー賞」がある。それをきっかけに多種ジャンルのアーティストがヒートアップ。トランプ大統領の発言などもありさらに加熱した。

この本は、2014年から2020年上半期までのアメリカ社会情勢やグラミー賞などについて書いている。その年のアメリカ社会情勢、最優秀賞、活躍したアーティスト、ヒット曲の歌詞に込められた意味に着目して欲しい。

恐らく、誰もが一度は耳にしたことがある曲や、ニュースで聞いたことがあるアメリカ社会情勢について書いている為、入り込みやすい内容だ。

何気なく聞いていたポップミュージックにも、歌詞に込められているアメリカ社会においての現状、訴えがあることがよく伝わってくる。

歌詞に注目して聴くと、近代のアメリカ社会がわかる。今後のグラミー賞の見方も変わるはずだ。

本書に記載されている曲を聴きながら、その曲のアーティストの顔を浮かべながら読むと、その曲の背景が見えてくるので、おすすめだ。

 

ディス・イズ・アメリカ 「トランプ時代」のポップミュージック

ディス・イズ・アメリカ 「トランプ時代」のポップミュージック

  • 作者:高橋 芳朗
  • 発売日: 2020/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)