Twitterのフォロワーが10万人を超える著者は言う。その悩み、聖書が解決してくれますよ。信仰とか教義の対象として重く考えられている聖書には、実はあなたの悩みを軽くする知恵がいっぱい詰まっています。あなたもこの1冊を読み終わるころには、心がほんの少し軽くなっているでしょう。
聖書と聞くと、分厚くて難しく、キリスト教の人が大切に読むもの、という印象がありました。中に出てくる有名な話はいくつか聞いたことがありますが、いざ読んでみるには少しハードルが高いと感じていました。でも実はそんなに難しいものではなく、普段の悩みを解決してくれるヒントがいっぱい詰まった本だったのです。
クリスマスなのに独りで寂しい。例えばこんな質問が著者に寄せられました。これに対して著者は、世界で最初のクリスマスイブとは、2000年前のイエスが生まれた夜のこと。真っ暗な飼葉桶の中でイエスは生まれた。クリスマスとはそのことを心に覚えておくための日だから、無理にキラキラする必要はないよ、と答えます。これにはクスっと笑ったし、今年のクリスマスはこの言い訳を使おうと思いました。
そんな感じで聖書に出てくる言葉や物語は、私たちの悩みをポジティブなものに変換してくれます。人生に悩みは尽きません。酒を飲んで忘れるも良し。友達に話すのも良し。そして、聖書に相談してみるのも良しだと思います。
その悩み、聖書が解決してくれるよ。今度誰かに言ってみたいですね。