時間ないサラリーマンから習慣の改善を重ねることで1ヶ月で20万円、今では億円級の収入を1日実働2時間で得るまでになった著者が綴る時間とお金の習慣化術が本人体験を交えながらわかりやすく書かれています。
ロールモデルを見つけるところがおもしろかったです。自分では意識してなかったが、振り返ってみると憧れの先輩などをロールモデルにしていたことに気づけました。新しい習慣を身につけるためにもこの本は良いですが、無意識にやっていたことを顕在化する可能性も持っている点もおもしろかったです。
旧友との関係を断ち切らないと説いているところも面白かったです。自分の時間を確保すること説いている一方で、旧友との関係を保つことを説いています。旧友との人間関係を保つことは自分の時間をロスしているようですが、昔話や、気心が知れた人との会話などがストレス発散になるためトータルで見ると時間もお金も増える習慣としてるところがおもしろかったです。
自宅と会社の往復をしてるのに現状に不満があるが何をしたらいいかわからない方にオススメです。自分の時間を確保する時短術、コミュニケーション能力などの習慣をことで自分に合った次のアクションが研ぎ澄まされると思います。
意識的にやっていたこと、無意識的にやっていたこと、自分とは違う考えなどありましたが、とにかく読みやすいです。大事なところは太字になっているところや、著者の体験談がイメージしやすい文章にシンプルにまとめられているところがこの本の最大の優位性かつ著者の魅力なのかもしれません。