このままこの仕事を続けていいのだろうか?。家族との関係が上手く行かない。毎日がつまらない。本書ではそんな誰もが一度は抱える悩みに対して、哲学者が導き出した考えを筆者が解説している。
現代人が抱える悩みは取り挙げられている哲学者、思想家達も同じように感じていた。コンプレックスや不安に真っ向から向き合い、言語化した彼らの言葉には、今読んでも新鮮さと説得力がある。
筆者はこれを25の項目に分けて分かりやすく解説している。本書では自分に照らし合わせて、好きな項目から読み進める事も可能な構成になっている。
現在悩みを抱えている人にはもちろん、
そうでない人にも考え方の選択肢を増やすことが出来るので是非手に取って頂きたい。
1冊家に置いておけば、ふとした時読み返せて前向きな気持ちになれるだろう。私も後日もう一度読み返してみようと思う。