『7つの習慣』は耳にしたことがあるが難しくて読めていなかった。今回紹介する漫画版は、漫画だけでなくまとめや用語の補足が簡潔にまとめられていて読みやすい1冊だ。読書が苦手な私でも1時間で読めた。
第1の習慣では主体的になれと書かれていた。私は何か問題があると自分に原因があるとしても人のせいにしていた。「あなた」主体ではなく「わたし」主体で世界を認識することができれば、他人のことを気にする必要がなくなり、人生を自分で決めることができるようになる。
第4の習慣によるとお互いがより良い関係(=相乗効果が出せる関係)を築くにはどんな間柄でもWin-Winの関係にすると良いという。
勝ち負けのある世界で何が「Win-Winだ?」と初めは腑に落ちなかったが〈ライバル〉がいるからこそ高め合えるという利点もある。私は勝ち負けという考えに囚われていたことに気づかされた。
この本とは少し離れるが、私にとってとてもタイムリーな内容もあり面白かった。
第2の習慣である「終わりを思い描くことからはじめる」。目的と目標についての章だ。先日、元USJの森岡さんが「多くの企業の人は目的思考ではない。環境のせいにする。環境に合わせて目的を変える。という話があったが→周り人生に合わせて、自分の人生を変える。〈目的を通すことが大事〉」と話していたのが印象的だった。同様に著書にも〈目的は最終ゴール、目標はそこに至る道筋。目標は状況によって変化するけど、目的はかわらない〉とあったのだ。
この本を読み自分自身ががコントロールしたがる人 、そして謝らない人なのかなと痛感。謝っているつもりでも謝っていなかった。人の話を聞いているつもりでも聞いていなかったのかもしれない・・・。
『7つの習慣』は対人関係にフォーカスした内容ではなく、自分自身が生きやすくなるためのヒントが幅広く7つの項目に分けて紹介されています。人生でのトラブルはひも解くと7つで集約出来る気もする。シンプルなたった7つのことなので今すぐ取り入れたい!!と思うも、シンプルなのになかなか出来ないから、こうして本になってまとめられているんだろうなw
- 作者: 伊原直司,フランクリン・コヴィージャパン,雪光貴
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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