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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】自分の足で生きていくことを説く一冊『ゼロ』

堀江貴文の別著書には記されていない内容が書かれている」
私が本書を手に取るきっかけとなった友人の一言だ。
刑期を終えた堀江氏が語った内容とは...

別著書に記されていない内容として、堀江氏の生い立ちが記されていることが挙げられる。
中でも訴えているのが「自立」だ。
親から精神的に自立していない人は、自分の頭で考えることはできない。
今ある現状にも不平不満をこぼす。
答えがない未来を自分の頭で考えていくために、親からの自立は必須だということを説いている。

堀江氏は刑務所に収監されていたにも関わらず、未来に希望を持ち、所内でも意味を見出して働いていた。
それではなぜ日本には悲観的な空気が蔓延っているのだろうか。
周りの空気や失敗を気にしすぎて、自分の人生を生きていないからだ。
失敗してもゼロに戻るだけ。
またイチを足していけばいいのだ。

堀江氏は世の中の「空気」と戦っているのだ。
理不尽な謎ルールが蔓延る、矛盾だらけの日本と。
我々ができることは「勇気を出して一歩を踏み出す」ことだ。
一人一人が行動することで、日本の空気は変えられる。
「できっこない」ではなく「とりあえず挑戦」してみる。
ゼロにイチを足すことで、日本全体が少しずつ変わっていくのだ。