「やると決めたらやる」
お断りさせて頂くが、この本は受験テクニック本ではない。
元暴走族で逮捕歴あり、1日20時間の勉強、眠い時は手に針をぶっさす、4ヶ月で偏差値を25から86まで上昇・・・
真似できない、むしろ全く役に立たない。
しかし、受験を決めた時に偏差値36程度で後も先もなかった私はこの本を読んでこう思った。受験はやることが決まっている。やるかやらないかだけなんだ。そう考えた私は猛勉強の末に半年後大学に合格した、などといった人生は絶対ないことは断言できる。
私は当然浪人し、1つ大学を卒業、その後は何の因果か医者になった。
ただ、紆余曲折した今医者になった私が言えるは
「やれ!もっともらしい理屈を並べんな」
この本が教えてくれるのは、逆転ホームランは何かに熱中する人間に訪れるとゆうことだ。
何もしなければ人生どうなるかわかるが、何かをしていれば人生どうなるかは誰にもわからない。
ちなみに、元板前や大検組は私の周りの医者には結構多い。
この本までくるとフィクションかノンフィクションかは全く関係なく、自分がどう受け取るかだけなのだ。
熱中すること、これで人生が逆転すること請け合いです。
だからおまえは落ちるんだ、やれ!―暴走族から予備校講師になったオレの爆言 (Challenge & Success)
- 作者: 吉野敬介
- 出版社/メーカー: ロングセラーズ
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 単行本
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