本書ではSHOWROOM社長の前田氏が実践しているメモ術を公開している。
自由だからこそ迷子になりがちな現代。
そんな迷える若人たちを救ってくれるのが、
本書紹介のメモ術である。
ノートを見開き1ページまるまる使い、
左に事実、右に抽象化と転用を書く。
私流に変換すると、
① 事実をとにかくメモする
② 事実に対して、「何故そうなのか」という視点で考え、書く
③ ②をもとに、自分ならどう行動するかを書く
要は「事実→なぜ?→行動」を繰り返すのである。
またそのメモ術を応用した「自己分析1000問」が非常に面白い。
ここまで自己分析をした人間が日本にどれだけいるのだろうか。
上記のメモ術で自己分析することができれば、やりたいことは自ずと見つかってくるような気がする。
私は暗記が得意な反面、思考することが不得意な人間である。
ただこれからの時代は「思考し、行動できる人間」が価値を持つのだと思う。
私が本書を手に取ったのも、その焦りからだ。
本書を読み終え、まず私が取った行動は「4色ボールペン」と「ノート」を買ったことだ。
ジャンル関係なく、まずはメモ術を実践してみたいと思う。
まずは小さなことから、始めてみませんか?

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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