本書を手に取り、まずは見出しをサーっと見てみてください。色んなバカの種類が箇条書きになっています。きっと思わず吹き出してしまうようなタイトルが、いくつか見つかるはずです。
立ち読みしてて、思わず爆笑し、横に居た高校生の娘に見せた、見出しのタイトルは、“我慢を美徳にしたがるバカ”。日本には我慢することが美徳みたいなとこ、ありませんか?自分が苦しむことで、誰かのためになっているならまだしも、誰のためにもなっていない、わけのわからない縛り、学校や職場、家庭でも、ありませんか?本書は今までずっとモヤモヤしていた、そんな気持ちを代弁してくれます。
そうそう!これこれ!よくぞ言ってくれました!という爽快感‼︎色んなバカを次々とディスる中で、ふと気付くと、あれ?自分もコレ当てはまるなー!と、恥ずかしくなるバカも登場してきます。ただ、その時に、コレ、自分じゃね?と、思えるバカは、まだかわいいバカだと、自分を肯定してみたり…。
ただ、本書は最後の章で、著書である堀江さんと西野さんがお互いをバカだと言い合い、また自分自身のこともバカだと認め、どのようにバカか説明しています。この章では、まったく別の幼少期と青春時代を過ごした二人が、大人になり、自由という価値観で意気投合し、お互いを愛を込めて、バカと言い合っています。私は、そこになんとも言えないお二人の温かさを感じ、ほっこりした気持ちになりました。
基本的には爆笑の連続ですが、最後はほっこり。
個人的には毎回登場する、挿絵のセリフが本当に大爆笑でした。職場や学校でイライラしてる方は、書店へGo!
- 作者: 堀江貴文,西野亮廣
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2018/10/26
- メディア: 単行本
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