格闘技が好きで、リングスと言うプロレスラー前田日明兄貴が率いる団体にハマってしまったのが、今を遡ること20年前くらいの私が高校生だった頃。
リングスのリングの上では空手家VSプロレスラーなんて言う、今では当たり前、でも当時はそんな事やってるとこ皆無の毎回ワクワクする異種格闘技戦があって、ウブな高校生だった僕はドキドキしながら観たものでした。
そして当時、現役バリバリだった角田選手や佐竹選手が、K-1の出来る前のリングスで活躍してて、それを率いる正道会館の石井館長を知りました。
その後、K-1を世界レベルのイベントにまで成長させ、石井館長が試合解説をしている時は
「なんて、分かり易い解説をしてくれる人なんだろう。頭が良いんだろうなぁ。」
と感心したのを覚えています。
格闘技通信やゴング格闘技といった雑誌の記事でも、とても分かりやすく面白い記事を書いておられました。
その後、石井館長は脱税で逮捕され、収監されてしまい、世間から消えてしまったので、私はすっかり忘れてしまっていました。
そして最近の事。
堀江貴文さん主催のHIU(ホリエモンイノベーション大学)に参加し、堀江さんと石井館長の対談を見て
『石井館長!生きてたんか!出てきてたんか!』
と感動したのでした。
その対談を見たい方は是非、HIUにご参加下さい。めちゃくちゃ面白いですよ。
長い前置きとなりました。
書評です。
この漫画のストーリーは、刑務所から出て来た石井館長が、亡くなるところから始まります。
そして転生した先は、急に亡くなった父親から空手道場を引き継ぎ、その道場経営に失敗し、それを苦に自殺した女子高生の身体。
石井館長の魂は、持ち前の経営判断と喧嘩力を女子高生の身体を借りて実行して行き、その道場を盛り立てて行くという構成です。
ネタバレになるのであまり書けないのが辛いところですが、事業をやってる方、めちゃくちゃ勉強になりますよ〜!
石井館長、こうやって考え、事業を大きくして、世界屈指の格闘技イベントプロモーターになったんだと言う事が良く分かります。
これから起業する僕は沢山、やってみよう。と思うヒントに溢れていました。
2巻まで出てますが続きが楽しみ過ぎる!
- 作者: 石井和義,ハナムラ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2018/02/19
- メディア: Kindle版
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