- 作者: 家入一真
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2013/02/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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現代の商品は高性能、高品質になりどんどん安価になっている。すべての商品の価格や性能が均一になったとき、私たちは何を基準に選ぶのか?
そこにはコンセプトやストーリーが活きてくる。なぜその商品が生まれたのか?その企業や個人は利益を何に使っているのか?この商品を使うことは企業の応援資金となるが、その企業はどのような活動をしているのか?
既存のものにどんな付加価値をつけていくのか、が重要になる。ストーリーとは文脈を意味し、これは落合陽一氏と同様である。「なぜ、それをあなたがやる必要があったのですか?」
ということになる。
均一の商品の性能以外でどう勝負するのか。その価値は誰の役に立つのか?
そんなことを考えさせてくれる一冊です。
本書のタイトルはマイクロ起業。何もできないのは何でもできるということであり、「予算が無い」という逆境はただの条件で「頭を使う」機会をもたらします。小さく初めて小さく稼ぎましょう。