みなさんはOculusgoをご存知だろうか?5月に発売された家庭用VR機器で、安いものだと23,800円で販売されているデバイスだ。自分は購入してみたが、iphone以来の衝撃的な製品だった。Oculusroomというアプリを使うと、首や手の動きとかが相手に伝わり、まるで友だちの部屋で喋ってるような感覚になる。あと、NetflixをOculusgoで見てみたら、シアタールームで見てるようである。もし4畳半の部屋に住んでたとしても、Oculusgoを通せば色んな世界に連れて行ってもらえる。そんな未来を感じさせる製品だ。
本書の最初にそのOculusgoの活用方法が漫画で分かりやすく説明されている。Oculusgo本体付属の説明書は初期設定ぐらいしか書いてないので、この漫画で持ってる自分でも知らない機能やアプリをたくさん知ることができた。
そして、この後に掲載されている対談が面白い。堀江貴文さんとVRプロデューサーのGOROmanさんとVRアーティストのせきぐちあいみさんの対談だ。とにかくGOROmanさんがぶっ飛んでて面白い。GOROmanさんは常にMRデバイスのHoloLensを付けて電車に乗ってたり、1日中、家の中でVRの世界に浸りたいから椅子の代わりに便器に座ってみたいと言ってたりする。そして、堀江さんはVRに関しての最新情報と展望を語ってる。そんな色んな考えや情報が知れる対談だった。
たぶん電車でスマホをいじることが当たり前になったように、VRゴーグルを外でかぶることが当たり前の時代になるだろう。そして、VRは人々の思想までも変えるはずだ。本書はそんな未来になった時のことを考えるきっかけになるだろう。あと、これを機にOculusgoを買って体験してみるのもいいだろう。