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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】自分という存在を飾り立てる必要はない『手ぶらで生きる。』

まず、この書籍で、一貫して伝えている「手ぶらで行きる」のそもそもの「手ぶら」とはひとことでいうと、どんな状態か。それは「雑念がない状態」だ。

なくすべきだと思う雑念は「お金、時間、空間、管理、執着」の5つである。これらの雑念をできるだけ、頭の中で考えないで済む状態が「手ぶら」ということだ。

著者は生活するうえで余ったお金を「自分への投資」に使っていた。本を買ったり、旅に出たり、パソコンやカメラを買っていた。だが自分の成長につながると思って使ったお金だが、ここ最近はもう、自分にお金を使ってもそこまで幸せは感じないし、本当に欲しいものはほとんど手に入れた。

だったら「この人にお金を使ってほしい」と思える人にお金をまわせばいい。自分ひとりが無駄にお金を貯め込むより、そのほうがお金も有意義に生きると、思うようになってきた。

というように、物もお金も恩もすべて循環させて「恩返し」から「恩まわし」へと次に繫げることによって、自分に関わる人が幸せになれば、自分も相手も満たされる。自分という存在を飾り立てる、余計な荷物は必要ないということだ。

ならば、「手ぶらで生きよう。」

手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法

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