著書、堀江貴文氏の初となるメンタル本で、自分の感情のコントロールの仕方や、まわりの影響にふりまわされない心の作り方などが語られている。
「今の自分の仕事が、他人をどのように幸せにしているのかまったく見えない」と、高給をもらっている会社員でも、そう嘆く人は多いだろう。そんな人こそ、まず「自分の幸せを追求する」ということを念頭に置いていれば、きっと気づくことがあり、幸せの基準というのは、自分で決めるべきものだ。
また、ブラック企業に不満を抱いている方も多いことでしょう。会社と戦って職場環境を改善しようという前向きな姿勢は、無駄。「損切り」するのが正解だ。自分の「運が悪かった」そう思って記憶から抹消するのがいい。それはちっとも不真面目ではない。
それから、悩みを抱えている多くの人は、過去に縛られて、未来を絶望し、苦しんでいる。その罠にハマってしまうと、なかなか逃れられない。では、どうすればいいかというと、過去と決別し、今に集中することだ。
生きていれば、プレッシャーや緊張するのは当然のことだ。それが問題なのはいつまでも引きずってしまうことで活動のパフォーマンスが下がってしまうことになってしまう。
ならば、迷ったり不安になったりしてしまうくらいなら、とりあえずやれることをやってみることが1番の近道なのだ。何が「正解だ、失敗だ」なんて誰にも分からない。大事なのは走りながら修正して「見切り発車」で進んでいくべきである。
このように、生活する上ではたくさんの不安や悩みが付いてまわるのが人生であり、本書を読んで少しでもメンタルを強くして人生をエンジョイするのはどうだろうか。

(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: 新書
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