自分には品があるのだろうか?自分自身はもちろん、品のある人でありたいと思っている。しかし、何をもって品があるといえるのだろうか?それは、なかなか難しい質問のように思えるが、日常での些細なことこそが、品に差がでるようだ。
非日常の晴れの舞台では、誰もが身だしなみや、言動などに気をつける。そのため、そこでは差がでない。
注意すべき時は、日常の気を抜いている時、誰にも見られていない時、その時こそ、自分の本当の姿が、あらわれる。
さらに、普段、品のいい人でも、忙しい時、イライラしている時、平常心を失った状態の時こそ、品のあるなしに分かれるようだ。確かに、そのような状態にもかかわらず、自分自身を客観的にみる余裕がある。それこそが、品があるということなのだろう。
本書には、62種類の「品」についてのポイントが、書かれている。日常での具体例が、書かれているため、わかりやすく、すぐにでも実行できる内容になっている。
著者、中谷彰宏氏は、1000冊以上の本を世に送り出しているが、それぞれの本には、誰のために書いた本なのか、とターゲットが明確に書かれているところが、また、おもしろい。
本書を読み、あらためて自分自身を振り返るいい機会となるだろう。
あなたは、品のある人ですか?品のない人ですか?
品のある人、品のない人 / 紙一重だけど決定的に違う些細なこと
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: ぱる出版
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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