「心とからだを健康に保つ」
これは、老若男女を問わず、誰もが人生の中で、望んでいることの一つであろう。
それを実現するために、本書では、今すぐにできる「しなやかに生きる」ための方法が、東大病院救急医療の現場で、人間の生と死に向き合っていた医師によって書かれている。
人々は、毎日の慌ただしい生活の中、無理を続けるため、病気となり、治療し、その後また、どこかからだが悪くなるという悪循環に陥っている。
健康を望んでいるにもかかわらず、結果として、病気になる原因を自らが作りだしてしまっている。自分の生活を振り返ると、納得する人も多いだろう。
そのような生き方を変えるには、どうすればいいのだろうか?
その方法が、ここにある。
まず、やるべき大切ことは、心身を解放し、本来の自分を取り戻すことである。
本書は、ストレスが多く、忙しい毎日を送り、時間の余裕がない人でも、短時間で読めるように工夫されている。そのため、夢中になり、一気に読んでしまうこともあるだろう。
日々の生活の中で、自分を取り戻す方法が、いくつも書かれているため、常に手元に置くことにより、何度も、何度も、読み返し、日々、自分と向き合う手助けをしてくれる「癒しの一冊」となるだろう。